【起業家塾の設計】内気な建築学生だった私の卒業設計を紹介します
今回は、大学時代の卒業設計をご紹介します。
今までの人生で感じたこと、社会への不満を解決・実現できる空間の提案をしています。
つまり、本記事は私が将来的にやりたいことを示した記事(作品)になっておりますので、是非見ていただきたいという訳です。
将来起業したい人・自由に活動したい人
CACOの到達地点を知りたい人
建築学生で卒業設計について知りたい人
✔︎この記事を書いている人
卒業設計の紹介という、一見すると私の自己満記事にいらしていただきありがとうございます。
実際、自己満かもしれない。いや、そんなことはない!
卒業設計を行なった理由
就職することに対しての拒絶反応
大学生の私は、就職するということにとてつもない、拒絶反応がありました。
「就職したら、会社に拘束されて、自分の時間なんて持てなくなる」
自分に影響力をつけて会社に依存しない人間に一刻も早くならなければって思いました。
だから、ぶっちゃけ卒業設計なんてやりたくなかったんですよ。笑
ただ、卒業するためには卒業設計をしなければいけません。
将来役立つ卒業設計をしよう
そこで、私は将来に役立つ卒業設計をしようと思った訳です。
私の将来の夢は「起業という新しい選択肢を一般化したい」です。
卒業設計では、そのための空間を建築で設計し、街をどんどん巻き込んで、大きな空間を設計していこうと思いました。
コンセプト(設計の理由や目的)
まずは、学内のホールで最終発表した際のパワーポイントの紹介です。
3分間で、要点をできるだけわかりやすく発表しました。
さらっと見ていただければと思います!
学内発表時のプレゼンテーション
敷地は大阪市内の浪速区・大国町 天王寺、なんば、⻄成に囲まれたエリアです。
隣接する⻄成区と同じく、個性豊かな住宅街でした。
(西成→一般的にディープなエリアと認識されている。大国町も昔は西成に並ぶディープなエリアでした。)
⺠間への土地の売却、公園などの規制強化が進められ、 戶建て住宅・個人店舗は高層マンションや大型量販店へ 公園は静かにする場所になりました。
それで本当に過ごしやすくなったのでしょうか?
本当に合理的なのでしょうか?
近所の商店や駄菓子屋は子供達の居場所であり、公園はあらゆる活動の場 でした。
便利になり、地価が高騰し、生きる事に必死になり、便利になることが。
合理性の非合理性、生きるモチベーションの低下、行動の実質的制限などです。
そこで、これら「負の遺産」の行き場をつくったらどうかと思いました。
町に複数、起業家の塾を作ってみよう!
そう考えプロジェクトが始まります。
「合理化社会で暗中飛躍する起業家塾」
街を歩けば、暗中飛躍する人達がいる。
合理化社会でのあたらしいイキカタ。
公共施設は⺠間施設へと移り変わり、失われていく街の個性。
でもやっぱり人々は個性豊かでした。
合理性と非合理性を分離させるには、 起業家が少数派の問題を解決をし、 新たに起業を志す人を生み出す環境を作り出せるサイクルが大事です。
起業家が負の遺産を守っていき、町を人を変えていきます。
起業家塾は個性ある人々が再び集まり行動する。
心理的、行為的につながる。
飲食店と大国町内の各場所に存在した機能を付随させた店舗を作ってみることにした。
「駅前公園×飲食店」 ストリートライブや釣りを駅前で楽しむ。
「子供の空間×飲食店」 消滅した居場所と学びの場
「ポップアップストア×飲食店」 仲間を集めて物販や食事を嗜む。
「起業家塾本店」 起業を日常へ。
もっと身近に当たり前の個性を感じる。
合理化社会での弱者の居場所を作る。
様々なルールはあるけども、そのような中でもわたしたちの社会をわたしたちで一歩ずつ形成する。
社会の為に自分達の居場所を失う必要はない。
そんな人として当たり前だった場所を思い出せる起業家塾。
合理化社会の中であっても、本来あるべきはずの個性が生まれるためのシカケ。
以上になります。
これが私の将来やりたいことです。
プレゼンシート(より詳しい説明)
続きましては、プレゼンシートをご紹介いたします。
図面などをまとめているのでじっくりご覧ください。
プレゼンシート(A1サイズ6枚)
実際に展示した作品
冒頭にも載せましたが展示作品です!
模型も作りました。
どうでもいいですが、学年順位は60人中12位でした。
まとめ
いかがでしたか?
今後、卒業設計で示したような空間を作れるように、頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします!
制作過程の写真ギャラリー(おまけ)
改めて、最後まで読んでいただきありがとうございます!